宮古市議会 2022-02-28 02月28日-02号
その後、2時26分に、岩手県久慈港で、1.1メートルの最大波を観測したことから、気象庁は2時56分に、津波注意報を津波警報に切り替えました。 これを受け、市は、同時刻に避難指示の対象を津波浸水想定区域として避難指示を発令するとともに、開設する避難所は、津波浸水想定区域の外にある避難所17か所といたしました。
その後、2時26分に、岩手県久慈港で、1.1メートルの最大波を観測したことから、気象庁は2時56分に、津波注意報を津波警報に切り替えました。 これを受け、市は、同時刻に避難指示の対象を津波浸水想定区域として避難指示を発令するとともに、開設する避難所は、津波浸水想定区域の外にある避難所17か所といたしました。
今回の遠地地震では、発生から津波の到達予想時間までが長かったことや、第1波到達後も最大波の到達に間があったこと、情報が少ないことなどが重なり、注意報解除まで長時間の避難を余儀なくされたところであります。
まず、多重防災型の都市計画に基づく総合的なまちづくり計画をどのように進めようとしているのか、基本姿勢について伺うとのご質問ですが、今般の東日本大震災により本市を襲った津波は、最大波が気象庁の調べによりますと8.5m以上、遡上高が東京海洋大学の調べによりますと38.9mとなっております。
地震発生から最大波の津波が来るまで35分はあったと思いますが、どのような対応をされたのか、時系列的に教えていただきたい。他の自治体では絶叫に近い声で避難を呼びかけながら、最後までマイクを離さず殉職された職員があったと聞いておりますが、当市の防災無線からの放送は全く危機感が感じられないように思うが、いかがでしょうか。
宮古市では、この津波の最大波は、気象庁の調べで8.5メートル以上とされ、また津波が駆け上がった高さ、遡上高は東京海洋大学の調査により、重茂、姉吉地区で38.9メートルであったことが発表されているところでございます。
当初、気象庁の津波警報で出されていた本市への津波予想水位は最大3メートルと報道されましたが、最終的には気象庁で発表された到達水位は本県の久慈港と高知県の須崎港で観測された1.2メートルを最大波と報道されました。しかし、県内沿岸の各自治体が独自に設置している潮位観測機器では、山田町の1.6メートル、大槌町で1.45メートルと、気象庁の発表より上回る津波が観測されました。
津波の第1波の後に最大波を観測したのはどの観測地点も共通していました。その後も同様の高さの津波が繰り返し観測されました。しかし、住民は第1波を見て大げさな報道だとつぶやきながら帰宅する方も多くいましたが、その間も警報は継続して出されていました。
次に、津波の概況でございますが、宮古検潮所では28日午後2時09分に高さ10cmの第1波を観測し、その後、午後6時25分に高さ70cmの最大波を観測いたしました。 組織体制につきましては、大津波の津波警報の発表時刻の午前9時33分に宮古市災害対策本部を設置し、その後、津波注意報への切りかえに伴い、本日午前1時20分に災害警戒本部体制に切りかえたところでございます。